インスタ映えも叶うし、味もとってもおいしいと話題のバラのアップルパイ。
冷凍パイシートで作ると手軽に作れてしまうとあって大人気ですね!
ちょっとした工夫で、失敗せずに作れるこの薔薇のアップルパイ作りのコツをお伝えします。
よくある生焼けや焦げ、色がうまく出ないなどへの対策も丁寧にご紹介!
バラのアップルパイの生焼け対策
とっても簡単な薔薇のアップルパイですが、やはり失敗してしまう例はあります。まずは生焼けの時の場合から~。
この生焼けの理由はこちら。
- パイシートに含まれるバターが溶けてしまってパイがサクッとしない
- オーブンの予熱がしっかりされていなかった
- りんごを厚く切りすぎて、水分がじゃぶじゃぶ出たため
まずは①パイシートのバターが溶けてしまった問題ですが、パイシートはバターたっぷりで作られています。
解凍して伸ばして、りんごを乗せて巻いて、とやっているうちにバターが溶けてしまうのは仕方ないことですが、溶けすぎるとサクッと仕上がりません。
そこで、パイシートをちょっと厚めにした場合や、どうしてもさっくりした食感にしたい!という時は、型に入れた後に冷蔵庫で小一時間冷やすことをオススメします。
そして、②のオーブンの温度に関しては、予熱せずに焼く際に180℃に合わせても作れますが、その場合はレシピよりも30分長めに焼くようにしてください。
また、③のりんごからの水分が多くですぎる問題ですが、りんごをあらかじめ加熱してから、よく水分を拭き取ってしまえば大丈夫です。
続いて、焦げの問題もご紹介しますね。
薔薇のアップルパイが焦げることへの対策
焦げ付きの問題は見た目にもかなり影響してきますから、きれいに仕上げるためには要注意ですよね!
薔薇のアップルパイの場合はりんごにお砂糖が付いている分、どうしても焦げやすくなってしまうんですよね。
その対策としては、焼き始めてから20分ほどたったら、オーブンの中をうかがってみてください。
そこでちょっとでも外側のりんごが焦げ始めているように思ったら、アルミホイルをかぶせましょう。
できればひとつひとつに被せたいところですが、オーブンを開けると庫内の温度が下がってしまうので、大きく切ったアルミホイルをえいやっと全体に被せてしまっても効果は大差ありません。
ちょっと焦げてても香ばしくて美味しいので、基本ズボラな私は気にしませんが、人にあげる場合には途中からホイルをかぶせることをオススメします。
続いて色付きがうまくいかない場合の対策についてです。
バラのアップルパイが赤くならない場合への対策
ラストの3つ目は、りんごの皮の赤味がきれいに出ないこと。
せっかくきれいな形に巻けたのに赤くなってない!なんだかどんよりした色になってしまったら悲劇ですよねぇ…。
この場合には、りんごの皮を残すことと、りんごの皮の色も鮮やかな種類を使うことで、この悲劇を防ぐことができます。
普通のアップルパイでもオススメされる、紅玉やジョナゴールドが加熱による色飛びがなくていいですよ。
それから、レモン汁を振りかけることもりんごの色止めになります。
これは果肉が茶色になるのを防ぐのが主な目的ですが、りんごの赤色もこの色止め作用で変色を防げますよ。
それでは、最後に薔薇のアップルパイの簡単でおすすめの作り方もご紹介しますね。
薔薇のアップルパイの作り方
まずは基本の作り方をご紹介しましょう。
※カスタードクリームを挟む作り方もありますが、今回はより簡単な方をご紹介します。
- りんご1個を半分に切って芯をのぞき、皮つきのまま2mm位にスライスして、耐熱のバットやお皿に並べます。※切る時は、皮を上にして切るときれいな形にそろえることができますよ。
- グラニュー糖(きび砂糖もオススメ)とレモン汁各大さじ1を、スライスしたりんごに振りかけて、レンジで3分加熱。しんなりしたらそのまま冷めるまで放置します。冷めてきたら水が出てきますので、これを拭いておくとサクッとした食感に仕上がります。
- 解凍しておいたパイシートを元の大きさの1.5倍くらいに伸ばして、6本ほどに切ります。
- パイシートにお好みでシナモンパウダーを振り、りんごを少し重なるように配置します。
- くるくるとパイシートを巻いていき、マフィン型に入れます。
- それを180度のオーブンで30分焼きます。お好みで粉糖を振りかけて完成!
もし、カスタード クリームを入れて豪華にしたい場合や、くっつくのが心配な場合にはこちらもご参考にどうぞ!
- カスタードクリームを入れたい場合は、りんごを乗せる前のパイシートに薄く塗ること
- くっつくのが心配な場合は、型にバターやオイルを塗ること
バラのアップルパイのまとめ
こうして見ると、とても簡単な薔薇のアップルパイですが、油断してると失敗してしまうことも。
ポイントをもう一度おさらいします。
- りんごを加熱したら、水分をよく拭きとること
- りんごの厚みは2ミリくらいに
- 冷凍パイシートにりんごを少し重ねるようにして並べてくるくる巻いていくこと
- マフィン型にセットしたら、冷蔵庫で小一時間寝かせると生焼けを防げる
- 焦げ防止には、途中でアルミホイルをかぶせること
- りんごの品種は色飛びしない紅玉や、ジョナゴールドを選ぶこと
ご自分のアレンジも色々加えて、綺麗で美味しい薔薇のアップルパイを作ってみてくださいね!