粉ミルクの温め直しはレンジ?やっぱり湯煎?作り置きしてもいい?

子育て




「赤ちゃんが泣いてるから、ミルクをあげなきゃ」

でも深夜だったり、頻繁に起きる赤ちゃんだったりすると、眠いし疲れ切ってぼーっとしながら必死にミルクを用意しなきゃいけないですよね。

ですが、お湯を沸かして、ミルクを作って、そして冷まして…と赤ちゃんの口に行くまでに結構時間がかかるんですよね。

そんな時、ミルクを作り置きして、温めなおしてあげることができれば、万年寝不足のママやパパのストレスも、赤ちゃんのストレスもぐんっと減るんじゃないでしょうか。

でも衛生上どうなのかな?と気になりますよね。

そこで、粉ミルクの温めなおしは可能か、そのやり方についてご紹介します。

粉ミルクの温め直しに電子レンジを使ってもいいの?

ママたちに話を聞いてみると、産院によっては粉ミルクの温め直しを電子レンジでしているところもあるとのこと。

「うちの産院ではレンジを使ってよかった」、「うちはだめだった」と色んな情報が交差し、どれが真実かわからなくなってしまいますよね。

そこで、世界保健機関(WHO)が作成している『乳児用調乳製粉乳の安全な調乳、保存及び取り扱いに関するガイドライン』を読んでみました。 https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/kanshi/070605-1.html

ずばり、電子レンジでの粉ミルクの温め直しは原則として禁止されています。

そして、各粉ミルク会社も、電子レンジでの再加熱は禁止しています。

その理由としては以下の2つ!

  • 電子レンジで加熱すると、アミノ酸などの赤ちゃんに必要な栄養素が分解されてしまうからダメ!
  • 電子レンジで加熱することで、部分的にとても熱くなるところができて、赤ちゃんがやけどを負ってしまうからダメ!

確かに「レンジでチンッ!」とすればとても早いですが、上記2点の危険性が報告されている以上、使用するのはおすすめできません。

ということで、ミルクを温め直す際にレンジを使わない方法として、湯煎で温める方法について紹介します。

粉ミルクの温め直しは湯煎がおすすめ!でも15分以上はダメ

では、粉ミルクの温め直しを、湯煎で行うのはどうでしょうか?

私自身が入院していた産院では、ナースステーションの中にウォーマー(温める機械)がありました。

その産院では粉ミルクの温め直しは行っていませんでしたが、母乳を搾乳して預け、夜中にそれをウォーマーで温めてあげてくれていましたね。

なので粉ミルクもいいんじゃないのかな?と思いますが、ここでもWHOのガイドラインを見てみたいと思います。

結論から言うと、湯煎での再加熱は良し。そして、推奨されています。

しかしここでも気を付けなければならないことがあります。

粉ミルクの再加熱は、15分以上行わないこと!

これは、15分以上再加熱することで、赤ちゃんにとっての有害細菌が増殖してしまう環境が整ってしまうからです。

生まれたばかりの赤ちゃんは免疫力はお母さんの胎盤を通してもらっていますが、出生後から低下し始め、生後10カ月では大人の半分しかありません。

なので、赤ちゃんが口からとるものは、必要以上に気を付けてあげないといけないんですね。

また、哺乳瓶の外側から温まっていくので、適宜哺乳瓶を回してかくはんさせ、温めムラを防ぐようにしましょう。

最後にはきちんと手の甲で温度を確認してから、赤ちゃんに与えてあげてくださいね。

さて、温め直し方がわかったところで、次は作り置きは可能か?何時間までなら大丈夫なのか?についてもご紹介します。

粉ミルクの作り置きは何時間まで持つの?魔法瓶に入れておいてもいい?

そもそも、粉ミルクからミルクを作ってどれくらいなら持つのかも気になりますね。

またまたWHOのガイドラインによると、5度以下の環境で24時間保存可能とあります。

調乳してから2時間以内に使用しない場合は5度以下の冷蔵庫に保存するのが好ましいでしょう。

正直言って、お出かけの時に、最低でも粉ミルク、お湯、哺乳瓶2.3本を持ち運ぶのって結構な大荷物ですよね。

それにプラスして赤ちゃんの身の回りのものや、自分のものもあるんですから、カバンはパンパンに!

そこで、百貨店やイオンなどの大型ショッピングモールのベビールームには、お湯、レンジはありますが、湯煎用の機械はないので、作ったミルクを「魔法瓶に入れていけばいいや」と思う方もいるかもしれませんが…

それは、 上記のとおり、15分以上の加熱は細菌が繁殖するため禁忌なのです。

魔法瓶に粉ミルクを入れてしまうと、そのまま保温され続けてしまうので、細菌が繁殖してしまい、赤ちゃんに良くないんですね。

粉ミルクの作り置きは可能ですが、赤ちゃんを守るために温度と保管方法に注意が必要ということでした。

まとめ

粉ミルクの温め直しについてお話しましたが、便利な電子レンジを使ってしまうとせっかくの栄養が損なわれたり、火傷の恐れがあったりしてしまうと…

WHOでもおすすめしてるのは、湯煎で温め直してあげることでした。

それも15分以上の加熱はダメ!

そして、作り置きしたミルクを魔法瓶に入れておくことも危険だということがわかりましたね。

ただ、最近は液体ミルクも販売されて選択肢が増えました。

まだ少しお高めですが、昼間は粉ミルクを使って、夜は液体ミルクを使うというように工夫できるのは助かるなぁと思ってます。

赤ちゃん時代は本当に大変ですが、すくすく育つ我が子の姿に幸せな気持ちになれる貴重な時期をハッピーにすごせますように。

タイトルとURLをコピーしました