旅行などで家を空けるときに、換気扇をつけっぱなしで出かけても大丈夫かちょっと心配ですが、全く問題ありません。
壊れたり、火事になったりする可能性はほぼなく、また換気扇をつけっぱなしにすることで、たくさんのメリットもありますよ。
どんなメリットがあるか、また、換気扇をつけっぱなしで出かけるときの注意点についてご紹介します。
換気扇をつけっぱなしにしても壊れる心配はいらない
換気扇をつけっぱなしにしても、壊れる心配はありません。
ただ、電化製品の7~8割は、しばらく使わずにいて、久々に使ったときに壊れるそうです。
ですから、普段から使っている換気扇でしたら、問題はありません。
また、トイレやバスルームの換気扇は、基本的に24時間つけっぱなしにしても、問題ないように作られています。
湿気やにおいの気になる場所ですから、普段、家にいるときも、つけっぱなしにしておくことがおすすめですよ。
バスルームの換気扇は、ずっと回しておくことで、カビの防止にもなります。
私は、以前住んでいたアパートのトイレとバスルームに窓が無く、洗面所とバスルーム、トイレが同じ空間でした。
なので、扉を閉めると空気の逃げ道がない構造になっていて、24時間バスルームとトイレの換気扇はつけっぱなしにしていたら、おかげで湿気がこもらず、バスルームにはほとんどカビが生えませんでした。
同じアパートで、こまめに換気扇を切っていた方は、バスルームのカビに悩んでいると言っていたので、つけっぱなしにした効果があったのだと思います。
また、つけっぱなしにすることで、虫の侵入を防ぐことができたり、空気が循環するので、シックハウス症候群の予防になったりもするそうです。
小さなゴミやほこりも、たまりにくくなるそうですよ。
次は、そうはいっても火事やトラブルが起きないのに越したことはありませんので、注意点をお話します。
換気扇のつけっぱなしで、火事を防ぐなどの注意点
換気扇をつけっぱなしで出かけても、火事になる心配もありません。
その理由として、換気扇は火事にならない構造になっているから。
ですが、1つ火事を防ぐ注意点として、こまめに掃除することをおすすめします。
といいますのも、過去にあった換気扇が原因の火災は、製品の不具合によるものや、経年劣化によるものだったからです。
経年劣化で起こった火災とは、潤滑油が減っていたり、油汚れやほこりがついたりしてプロペラがまわりにくくなって負荷がかかり、発熱を起こし、ほこりやごみに着火するというもの。
ということは、換気扇のつけっぱなしによる火事を防ぐには、日ごろから、換気扇のそうじをしておくことが大切になるんですね。
換気扇の油汚れや、付着したほこりなどは、こまめにそうじするようにしましょう。
また、換気扇は10年を目安に交換したほうが良いとされています。
換気扇が劣化している場合の見分け方ですが、換気扇が劣化していると、ファンの回転がゆっくりになったり、異音がしたりします。
私が以前つけっぱなしにしていたバスルームの換気扇も、もう古くなっていたのか?住んで3年くらいたった頃には異変が…。
つけはじめにキュルルルという音が鳴り始め、どんどん音が大きくなり、つけている間中鳴るようになり、交換してもらいました。
おうちの換気扇の使用年数が分からないときは、使用するときに変な音がしないか気をつけてみるといいかもしれませんね。
まとめ
旅行などで、数日間部屋を閉め切って出かけると、どうしても、中ににおいや湿気がこもって、帰宅したときに、ムワッとした空気になっていますよね。
私は、基本的に換気扇はつけっぱなしにしています。
冬場は寒いので、キッチンは使う時だけまわしますが、トイレやバスルームはつけっぱなしです。
しかし今まで、何年もそういう生活をしていますが、経年劣化で壊れたとき以来、壊れたことも、火事になったこともありません。
換気扇はつけっぱなしにすることで、電気代が少しかかるというデメリットがあるにはありますがそれも微々たるものですし、それを上回るメリットがあると私は感じています。
ぜひ、安心して、換気扇をつけっぱなしにして、お出かけしてください。
帰宅したときの感じ方が違うので病みつきになりますよ!