Go Toキャンペーンを利用した旅行の中で、旅館やホテルでの食事の際、飲み物代まで割引対象になるのか?
…ちょっとした疑問ですよね。
はっきり言ってしまうと「すべての飲み物代は対象です/対象ではありません」という明確な決まりはないようで、利用する宿泊施設や対象店舗によって、バラバラです。
初めから「飲み物代は含まれません」などの注意書きがあるものは、その通り、対象外。
ですが、その他の場合、例えば
- 宿泊にそもそも食事・飲み物のプランがセットのサービスしかないもの
- 旅行先の飲食店で使えるクーポンを利用する
という際には、わざわざ「飲み物代」と分けて考えられることなく、全体として、割引や無料化を受けられることになるでしょう。
それについての詳しい説明と、その他、対象になるかならないかを気を付けるべきものについて、お話ししていきますね!
gotoキャンペーンで飲み物代は追加でかかる?詳しくは予約サイトで確認を
そもそも、Go Toキャンペーンの利用時、飲み物を頼むパターンは大きく2つに分かれます。
- 泊りがけの旅行で、利用する宿泊施設での飲食の際
もしくは
- 旅行先付近で使える「地域共通クーポン」を利用しての飲食の際
泊まりがけの旅行の場合、宿泊施設を期間中に予約・利用することでキャンペーンの割引が受けられるということですから、
その宿泊プランに「食事・飲み物」が含まれているなら、その全体の35%の割引になるので、実質、飲み物代も対象になっている、と考えられますね。
また、宿泊だけが対象のものを予約したとしても、旅行費全体の15%分のクーポン券が発行されることになります。
これは、旅行先の県、とそこに隣接する県内、協賛している店舗で利用できるもの。
そのクーポンを使って食事をする際、飲み物を頼んでも、合計金額にクーポン券が丸々使えれば、これも飲み物が対象になった例ですよね。
どちらにしても、飲み物だけを頼む、ということも少ないでしょうから「食事」の中に、飲み物が含まれているか含まれていないかがポイントになるようです。
そのポイントについては、先ほども書いた通り、各宿泊施設、各店舗によってさまざまです。
全飲み物が対象のところ、対象外のところ、アルコールを含む飲み物だけ対象外のところ、などなど…
こればかりは、利用しようと考えている場所の詳細情報を、1つ1つ調べてみるしか方法はありません。
ただ、例え対象外で、飲み物にお金を出したとしても、宿泊代や食べ物代は大幅に割引になっているわけですから、普段より格段にお得なのは間違いないですもんね。
しかし、飲み物代以外にも、対象外になるかもしれない、注意すべき点がいくつかあるようなんです。
早速、その事例について見ていきましょう!
gotoキャンペーンで飲み物代以外で割引にならずに費用がかかるもの
つい対象だろうと思い込んでいて、いざ予約したり行ったみたりしたら、意外と費用がかかってしまってびっくりした…
ということがないように、ぜひ、入念にチェックしてほしいポイントをご紹介しますね。
遊技場はすべて対象外!
ビリヤード、ボーリングなどの遊技をする場所はすべて対象外です。
また「遊技場」の基準に関しては、各地区町村で決められているものもあり、場所によっては、卓球やカラオケ店なども含まれることがあるそう。
旅行先でこれらを楽しむ予定の方は、クーポン利用可能範囲”外” であることを認知しておきましょう!
割引になるからいいやと思っていたらショックですからね。
クーポン券はお釣りなし!
1枚1000円単位で発行されるクーポン券ですが、お釣りは出ません。
なので、複数の場所で、きっかり使う計算で計画を立てていると、旅先で崩れることに…
端数や、後半のお店では、自腹を切ることになってしまいますので要注意です。
細かい金額まで気にしすぎても楽しめなくなってしまいますが、賢く使うためには、お買い物中・注文中のちょっとした計算は必須になりそうですね。
日帰り旅行の場合「交通手段だけ」は対象外!
往復の飛行機や船、鉄道、バスの予約・利用だけの場合、キャンペーンの対象にはなりません。
必ず、旅行先で、その地域の産業支援になるアクティビティがセットになっているプランであること、が条件なためです。
簡単に言うと、ツアーのようになっているものが対象、ということ!
そもそもこのキャンペーン自体が、感染症の流行によって落ち込んだ各地域の産業の復興を支えよう!という目的ですもんね。
車で移動する方の高速道路料金も移動手段としては有効なようですが、その場合でも、行った先でのアクティビティが組み込まれているプランであることが必須条件です。
宿泊ありの旅行の場合「個人で手配・利用する交通手段」は対象外!
「往復の交通にかかる費用+宿泊代」が基本、そこに、寝台列車や夜行フェリーなども含まれたものが対象。
ですので、それ以外に、旅行先で個人的な移動として利用した交通手段に関しては、割引の対象から外れることになります。
着いた先からさらに移動する予定のある際には、その分の費用も含め、計画を立てるようにしましょう!
キャンペーン参加条件を満たしていない場合、対象から外れることも
これに関しては、可能性は低いはずですが、念のため…
国は、キャンペーンに参加する事業者・事業団体に、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の徹底を求めていますし、対策を認められた事業者しか、協賛に登録されない仕組みになっています。
しかし、一度登録された事業者でも、調査が入り「防止対策が不十分」とされた場合は、対象から外れることになります。
また「団体での旅行、宴席を伴う旅行については控えましょう」という注意喚起が、官公庁から出されているため、これに当てはまる旅行の場合には、キャンペーンの対象から外れることも十分に考えられます。
節度を守った旅行にだけ適応されるキャンペーン、というわけですね!
まとめ
Go Toキャンペーンでは、飲み物代は対象になるのか?については「各宿泊施設や店舗による」というのが答えです。
「食事」に飲み物まで含まれている場合には、全体料金の割引ですので、実質、飲み物も対象になっていることになりますが、利用する場所の検討の段階で一度、詳細の情報を確認しておくのがおすすめです!
さらに、飲み物代以外に、対象外で別途費用のかかるものについてもお話ししました。
まとめると…
- 遊技場はすべて対象外!
- 日帰り旅行の「交通手段だけ」は対象外!
- 宿泊の場合「個人で手配・利用する交通手段」は対象外!
- キャンペーン参加条件を満たしていない場合は対象から外れることも
事前にしっかりと確認して、当日には思いきり楽しめたらいいですね。