マイクロブタは、小さくてとってもかわいい見た目から人気で、カフェも大盛況です。
しかし、大きくなったらどうなってしまうのか?処分されてしまうのか…気になりますよね。
ずばり、大きくなったら処分するという話は、嘘です!
成長してもマイクロブタを処分することはありません。
カフェは触れ合いの場として設けていますがブタさんにとっては社会性を身に付ける“訓練場”でもあります。
「人間は怖くない」、「人間は自分達の味方」など人間との付き合い方を学んだブタさんは新しい家族の元に引き取られ幸せに暮らしている実例がありますよ。
ですが、処分されると噂される理由も紹介します。
マイクロブタは大きくなったらただの豚!?処分されると噂される理由
先程お伝えの通り、マイクロブタは大きくなっても処分されることはありません。
では、テレビやネットでなぜこの様な噂が出てしまうのでしょうか?
一節には、犬やネコのように、かわいいからとペットにされたのにも関わらず、人間の身勝手な理由で捨てられる問題と同様に、「ちいさいからかわいいマイクロブタ」が大きくなったらかわいくないただのブタだから捨てられるという憶測が広がったようです。
また、マイクロブタカフェのFacebookページにて、「マイクロブタは大きくなったら処分されるのですか?」というコメントをした人があり、そのコメントに反応がないからという理由も。
処分しないで育てていたり、飼い主探し活動を実際にしているなら、コメントにもそのように返事をすればいいものなのに、あえてのノーコメントというのが噂の種になったのかも!?
実際には、マイクロブタカフェでは悲惨なことが起きないよう、「ブタさんファースト」という経営方針を掲げています。
日本では残念なことに、ブタはほぼ食用のために生産効率が重視され、悪循環な環境に置かれても構わないという考えが多数ですが…。
マイクロブタカフェでは、ブタさんの本来の可愛らしさを皆に知ってもらい、養豚所へ目を向けてもらうキッカケになれば良いという考えをもっているんです。
そしてゆくゆくは、「飼育放棄ゼロ!」を目指し動物と人間が共存して生きていくことを目標としています。
そこで、カフェではブタさんを飼いたい人で条件を満たした人への引き渡しもおこなっていますよ。以下、参考にその条件を並べます。
【引き渡しの条件 】
- マイクロブタカフェに来て実際に触れあって飼えそうか判断
- オーナー希望者の自宅環境、家族構成、動物の飼育履歴などを聞き取り
- 避妊治療の徹底
- マイクロチップをつける
- オーナになった後のアフターサポートを受ける
次は、大きくなるっていうけど、どのくらい大きくなるのか?大きさと重量、そしてその目安をお伝えしますね。
マイクロブタの大人のサイズと体重
マイクロブタは生まれたときには数センチと手のひらに乗る大きさで、重さは約400gと小さいですが…
成長したマイクロブタの大きさはこちら!
- 体重: 18㎏~40㎏
- サイズ: 30㎝~50㎝
くらいなので、意外と大きくなる!という印象ではないでしょうか。
犬の大きさで例えると、中型犬まで育つ感じのイメージです。
続いて、気になる寿命についても紹介します。
マイクロブタの寿命とカフェで会えるのは何歳くらいまで!?
マイクロブタの寿命は一般的に、10年~15年と言われています。
これも、犬猫と同じくらいですね~。
長いと見るか、短いと見るか難しいところですが、それほど長くもないのかなと私は思いました。
さて、マイクロブタカフェは、大人のブタさんと触れ合える場所。
ブタさんは2歳で大人になりますので、マイクロブタカフェでは、2歳以上のブタさんと触れ合うことができますよ。
何歳までのブタさんがいるかは、それぞれのカフェのルールやブタさんの体調にもよるので一概には言えませんが、スタッフさんに聞いてみましょう。
まとめ
マイクロブタカフェは、2歳以上の大人のブタさんと触れ合うことができる場所ですが、たとえ大きくなってもかわいくないと処分されるということはないことがわかりました。
この噂は諸説あるようですが、憶測で話が広がってしまったのようですね。
マイクロブタと言っても、大きくなると体重18㎏~40㎏、30㎝~50㎝にも成長するので、さすがに赤ちゃんの時のような「ちっちゃくてかわいい」という印象はなくなりますが。
それでも、カフェを引退したブタさんの引き渡しもされていて、どこかの家庭で愛情いっぱいに暮らしていると想像すると、ほっこりしちゃいました~。