日頃から比較的真面目に出勤を重ねてきたけれど、最近何だか憂鬱… というあなた。
今まで普通に出勤してきたあなたが「目立った体調不良はないけれど、どうしても仕事に行きたくない」と思うのには、少なからず、心にも負担がかかっているサイン。
でも、それを真っ向から言って、欠勤が許される職場も少ないですよね…
めまいは、そんな時でも使える理由なんです。
なぜ「めまい」が使えるかですが、①突発性があること、②周りから見て症状が分かりにくいこと、③これ!といった治し方も知られていないためです。
また、④身体的から精神的な問題まで幅広い理由で起こるもので、原因を特定しにくい、という点もあります。
でも「仮病がバレるのはさすがにまずい」「気を付けるべき点を確認したい!」などの声も聞こえてきそうです。
そこで、休む連絡を入れるタイミングや、誰に言うか、連絡方法、さらに、気を付ける点まで、お伝えしていきますね。
まずは、会社を休むのに、めまいが有効な理由を詳しく見ていきましょう。
仕事を休む理由で当日ならめまいが有効なワケ
朝起きてから「んー、何だか気分が乗らない」と思うこと、ありますよね。
当日の欠勤となると、使える理由も限られてくるところですが、めまいなら有効です。
その理由としては、これらが挙げられます。
- 突発性がある
- 外的な症状がほとんどない
- 原因が幅広く、特定しづらい
- 治し方があまり知られていない
予兆を感じず、突然起こることが多いめまいだからこそ「朝起きてみたらこんな状態だった…!」が使えるんですね。
また、咳や鼻水、けがの傷あとなどの、周りから見て分かる症状がないのもポイント。
本人が辛いといえば、他の人はそれを信じるしか方法がないわけです。
さらに、身体的な病気の兆候から、精神的な病気・ストレスがもたらすものまで、めまいの原因は多種多様!
そのため、なぜめまいが起こっているのか、素人では特定しづらく、仮病かどうか見抜くのも難しいのです。
そして、原因も曖昧であれば、その治し方も曖昧。
実際、めまいがしている人が横にいても、薬や特別な治療法があるかもよく分からないし、「とりあえず安静に…」としか言えませんもんね。
それに、後から「病院に行ったのか?」と聞かれて、行っていなかったとしても、めまいがひどくて一人で動くこともできなかったなどといえば、責められることもないというのも安心材料です。
めまいが有効的な理由であるワケが分かったところで、続いては、休む連絡を入れるタイミングについてお話ししていきます。
会社を休む連絡を入れるタイミングと時間は?
連絡を入れるベストなタイミングは、普段、出勤のために起きている時間がベストです。
その理由は、「目が覚めたらクラクラしていて起き上がれなかった」という状況からお休みしたいと伝えるのがスムーズなためです。
出勤時間ギリギリの連絡は「元から休むつもりだったんじゃ?」と仮病を疑われる原因にもなりますし、もしもあなたの代理が必要な場合には、その穴埋めを探すのにもバタバタさせてしまうでしょう。
そして、注意すべきは、起床時間よりも早いタイミングでの連絡。
まず、あまりに早朝の連絡は、相手の方に迷惑をかけることにもなりかねませんよね。
さらに、めまいを理由に休む時、早くに連絡を入れてしまうと「少し寝たら治るかもしれないね?」と言われてしまう可能性も!
そうなると、再度連絡を入れる必要があったり、あとで出勤させられることになったりします。
確実に欠勤を狙うなら、普段の起床時間に、連絡を入れるのがベストでしょう。
…これで、タイミングはOK!続いては、誰に、連絡を入れるべきかについてです。
会社を休む連絡は誰にする?上司だけ?同僚へも?
欠勤連絡を入れる人については、各々「休む時はこの人に言ってね」と決まっていることが多いでしょうから、まずはその人に連絡をしましょう。
上司の方だったり、店長さん、オーナーさんだったり、さまざまですね。
基本的には、出勤日・休日を調整しているその人にさえ伝えれば、他はマストではありません。
というよりも、あまり多くの人には言わないほうがいいでしょう。
心配されたり、詮索されたり、あなたのアフターフォローも大変になります…
ただ、同じ時間帯にシフトに入っている人や、普段関わりのある同僚、その日に会う予定があった相手がいる場合に、何か一言、連絡しておくのは、コミュニケーションとして大事かもしれませんね。
…続いては、伝える手段について!
会社を休む連絡はメールと電話どっちがいい?ラインもあり?
連絡を入れる手段についても、連絡する相手と同様、それぞれの決まりに従うのが一番。
変に違った手段を取って、そこで怒らせてしまったり手間をかけさせてしまったりするのは避けたいですよね。
何でもOKな場合は、声や雰囲気に気を遣う必要のない、文面での連絡がおすすめ。
特に、ラインなどのメッセージアプリよりも、メールで連絡するのがより丁寧で礼儀正しい印象が伝わります。
そして、ここからは、今まで見てきたポイントも含め、気を付けるべき点をいくつか紹介していきますよ!
会社を休む際に気を付けること5選
ここまで、連絡する時間や相手、手段などを見てきましたが、休む当日の過ごし方で気を付けるべき点をピックアップしたものがこちら!
- 休む日の外出はなるべく避けること
- 仲間内であっても、仮病とは言わないでおくこと
- 申し訳ない気持ちも持っておくこと
- 何か聞かれた時の対処法を考えておくこと
- オフを有効活用してリフレッシュすること
それぞれ説明していくと…
仕事を休んだ日の外出はなるべく避けること
やはり、仮にも体調不良で会社を休んでいるので、基本的には自宅で過ごすのが前提です。
意外と世間は狭いもので、誰かに見られているかもしれませんし、何かのトラブルに巻き込まれるかもしれず、会社にバレてしまう危険性がありますからね。
ただ、どうしてもの場合も、職場付近や、仕事関連の人がいそうな場所は絶対に避けること、できるだけ短時間で済ませるようにしたいものです。
仲間内であっても仮病とは言わないでおくこと
続いても、情報が漏れるのを防ぐために注意する点で、仲がいい人になら言ってもいいだろうと安易に考えるのは危険です。
もしどうしても話したい場合であったも、せめて出社後しばらくして時効が過ぎてからにした方がよさそうです。
どちらにせよ、仮病だったことを知っているのはあなただけ、という状況が一番安心なのは確かですよね。
申し訳ない気持ちも持っておくこと
続いては、申し訳ないなという気持ちがない場合には、少しだけそういった気持を持っておくようにしましょう。
むしろ繊細で人の目を気にしすぎて疲れている人には必要ありませんが。
ただの気持ちの問題に限らず、あなたの知らないところで迷惑をかけていることもあるでしょうし、謙虚な態度でいることで嘘がバレにくくなるというメリットもありますからね。
とっさに何か聞かれた時の対処法を考えておくこと
これまた、上司や同僚から「どうやって過ごしていたのか?」「病院は行ったのか?」「体調はもう大丈夫なのか?」などと聞かれるかもしれません。
なので、その質問に対する答えを、とっさに言われても矛盾が生じないように、事前に考えて決めておくことも大事です。
実際にどんなことを聞かれるか想定して、それに答えている自分をイメージしておくことは、安心して心置きなく休むことにもつながりますよ。
オフを有効活用してリフレッシュすること
今まで酷使してきた結果が、「ああ、なんだか疲れた。会社いきたくない…」という状態なので、体と心を休ませる機会にしましょう。
せっかく手に入ったオフです!リフレッシュできるように、有効活用していいんです。
とりあえず、仕事のことは一旦すべて忘れて、自分を甘やかすことに徹するのがおすすめです。
しばらくぼーっとしてみたり、当たり前のことを噛み締めて一日すごすだけでも、かなり気分転換になっていることに驚くかもしれませんよ。
これで、気を付けるべきポイントもばっちりですね!
まとめ
めまいが当日欠勤の理由に使えるワケは以下の通りでした。
- 突発性がある
- 外的な症状がほとんどない
- 原因が幅広く、特定しづらい
- 治し方があまり知られていない
また、ベストな連絡時間は、普段、出勤するために起きる時間です。
連絡する相手は、ルールで決まっている相手だけでOK
連絡手段も職場のやり方に従って。何でもいい場合は、メールがベスト!
さらに、気を付けるべきこと5選は以下の通りでした。
- 休む日の外出はなるべく避けること
- 仲間内であっても、仮病とは言わないでおくこと
- 申し訳ない気持ちも持っておくこと
- 何か聞かれた時の対処法を考えておくこと
- オフを有効活用してリフレッシュすること
「どうにかして休みたい」と思うのは、あからさまな症状がなくても、身体からのSOSサインかもしれません。
めまいを使えば1日リフレッシュに充てることもできるんだ!ということを、頭の隅に入れておくことをおすすめしますよ。
逃げ道があると知っているだけでも、きっと救われるはずです。