浸水した家のその後って一体どうなる?消毒が必要な理由や保険の話も

自然現象
Laundry room Flooded




連日の集中豪雨の影響で、床上・床下浸水しているお家を報道でもたくさん見かけ、何とも心の痛む光景ですよね…。

自分の家は被害に遭ったことがなく、身近でも経験した話は聞かないけど、そんな風に浸水してしまった家には住み続けることができるの?全体のリフォームが必要なんじゃ?と気になります。

結論から言うと、一度浸水した家も住むことはできます!

水が引いたら、床板や畳を一旦上げ、床下部分を乾かし、消毒をするという手順さえ踏めば、ほとんどの家で、強度や臭いなどの大きな問題なく、住み続けることが可能と言われています。

ここまで聞くとさらに、その床板上げとか消毒とかって自力でもできるもの?頼める業者はある?浸水時にも対応している保険は?と色々気になってきますね。

この後それぞれご紹介していきますよ。

まずは、一度浸水した家でも住めるのはなぜなのかの解説からです。

浸水した家でも住めるのはなぜ?

その光景に心は痛みますが、浸水した家でもその後に住めるようになるのはなぜか?その理由を解説します。

大きくはこの2つの理由が関わっていますよ。

  • あるタイミングで自然に水が引いていくため
  • 家の土台に使われる木材は水が染み込みにくく加工されているため

自然に水が引いていくタイミングがくるため

まず、豪雨や川の氾濫が原因で床下まで水位が上がってきてしまった場合、通常であれば、水が自然に引いていくタイミングがきます。

水位が大幅に上がった川がずーっとそのまま、なんてことはないのと同じ!

降水によって、一時的に、流れて込んでくる水量が多くなっているだけなので、正常なシステムに戻れば、床まで来た水も掃けていきます。

なので、この後で紹介する工程をふめば、またその家に住むことができるのです。

ただ、流れていくあてもなく、床下構造の中に溜まってしまった分の水に関しては、バケツやポンプなどでかき出す必要あり

私の親戚で、自宅建設中のミスで?雨が振った時に床下に水が溜まってしまったことがあり、私も数日に渡ってお手伝いしたのですが、これがリアルにかなりの肉体労働なんですよね。

浸水した家でも住めるかと聞かれれば確かに「住める」のですが、想像以上に大変な思いをするのは確実です。

家の土台に使われている木材の多くは水が染み込みにくい加工がされているため

木材で建てられた家が水に浸かってしまったら腐ってしまう…と感じますが、実は、構造に重要な土台に使われる木材は、表面に特殊加工がされているんです。

そのため、家の土台部分が浸水に遭っても、表層部さえしっかり乾かせば、問題は少ないと言われています。

家を支える土台部分が不安定になってしまえば、大がかりなリフォームが必要ですが、そこまでになる可能性は低いので、掃除と消毒などをした後で住むことができるんですね。

ただ、お住まいの地域や家屋の状態によっては、普段から少しずつ劣化が進んでしまっていて浸水したことで「トドメの一撃」 になってしまった…というお家もあるのが事実。

過信は禁物なので、落ち着いて確認できる今のうちに、プロの方へ依頼して点検してもらうのが安心かもしれませんね。

次は、浸水した家の消毒が必要な理由を紹介します。これを無視すると大変なことに!?

浸水した家の消毒が必要な理由とその方法

浸水によって水が触れた場所には、消毒が欠かせませんが、その理由を正しく知っていますか?

甘く見ていると、想像していなかった被害を広げてしまうことになるかもしれませんので把握しておきましょう。

また、家庭にある消毒液を使った正しい消毒方法も解説します。

浸水した家の消毒が必要なのはなぜ?

その理由は、「あがってきた水には、排水や汚水も含まれているため」で、簡単に言うと汚いからですね。

豪雨や洪水によって浸水したんだから、ただの雨水でしょ?と油断するのは危険です。

有害な物質が含まれている可能性も否定できないのが怖いんです!

そして、その水は排水溝や、お風呂・トイレの配管に繋がる場所まで広がっているので、さまざまな雑菌がいる可能性も高いですよね。

なので、乾燥だけさせただけで後は放っておくと、泥やカビの臭いに悩まされるだけでなく、カビ胞子や病原性の細菌の影響で、健康面にまで被害が及ぶ可能性が。

そのために、浸水後の消毒は必要不可欠なのです!

次は、家の床や壁、家具などに使える具体的な消毒方法をご紹介しましょう。

浸水した家の消毒方法!水が浸かってしまった床、壁、家具類などにも使える

浸水した後、水が引いたら消毒をということで、その方法と注意点をご紹介します。

まず、使う消毒薬は以下の2つのどちらかがおすすめですね。

  • 家庭用塩素系漂白剤(0.1%ほどの濃度を目安にうすめて使用)
  • 消毒用アルコール(原液のままで使用)

濡れた部分をしっかりと乾かした後で、どちらかを含ませた布を使って、きれいに拭いていきます。

もし漂白剤を使った場合、色あせしてしまう可能性があるので、それが気になる場合は、一度漂白剤で拭いた後に水で二度拭きするといいですよ。

また、災害時には、各自治体や支援団体の方で、粉状の消毒剤(消石灰と呼ばれるものが多いようです)を配布してくれることもありますので、問い合わせてみるといいですね。

最後にこれまた気になる浸水時に保険が下りるのか?についてお答えします。

浸水した家に保険は下りる?

浸水具合がひどく、床の張替えなどが必要になった場合の修繕費用って、どれくらいかかるのか?払えるか心配と気になりますよね。

ずばり、火災保険の水災補償」を利用することができます

加入している火災保険の中に「水災のプラン」まで入っていれば対応してもらえるので、保険をかけているかチェックしておくと安心ですよね。

しかし!浸水で水災補償が下りるのは、床上まで浸水した場合がほとんどで、床下浸水で利用できるケースは滅多にないというのが切ないですね…。

調べてみましたが、浸水で補償が下りる基準としては「床上もしくは地盤から45cmを超える高さまでの浸水」と定められています。

そして、もし浸水が起こったときには、どの高さまで水が届いたかがはっきりと分かる写真を必ず撮っておくようにとのことでした。

まとめ

水害で浸水した家も、乾燥と消毒をしっかり行えば、大幅なリフォームをする必要なく、住み続けるのが可能だということが分かりました!

その大きな理由としてはこちら

  • 自然に水が引いていくタイミングがくるため
  • 家の土台(木材)の多くは水が染み込みにくく加工されているから

また、浸水後にマストな消毒は、自宅にあるものでできる方法は以下の2つです。

  • 家庭用塩素系漂白剤(水で薄めて使う!目安は0.1%ほどの濃度!)で拭く
  • 消毒用アルコール(原液のままで使用)で拭く

消毒の前に、十分に乾かしておくのも重要ポイントですよ!

さらに、浸水に対応している保険に関しては、加入している火災保険が「水災」まで網羅しているかをチェックすることが必要でしょう。

床下浸水で補償が下りるケースは少ないですが、床上まで、もしくは地盤から45cm上まで水が来た場合には利用できる保険もありますので、必ず、写真を撮って証拠を残しておくことが大切!

こういった知識を普段から頭に入れておくことで、非常事態が起きた時にも、冷静に正しく対応することができますね。

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