1度しか使っていないラップを捨ててしまうのって、なんだかもったいない。かといってもう一回使うほど、しっかりした作りじゃない。
何度も繰り返し使えるラップがあれば…ということで、みつろうで作るエコラップの作り方と注意点をご紹介します。
目で見ていただけるように動画もご紹介していますので材料がそろえば、すぐに作っていただけますよ~。
みつろうラップの材料
作ってしまえばあとは簡単なのですが、材料をそろえるのは少々大変です。
ただ!この一苦労を乗り越えれば、こだわりのオリジナルエコラップが作れます。
【材料】※動画ではオイルは試用していません。
【材料】
- オーガニックコットンの布…食品に直接触れるのでオーガニックの物がおすすめ
- 蜜蝋…みつばちが作るロウ
- ココナッツオイルやホホバオイル
- 裁ちばさみ…布が切れるハサミならなんでもOK
- アイロン&アイロン台
- オーブンシート(クッキングシート)
- 料理に使わないまな板
- 料理に使わないおろし器
◆みつろうってどこで売ってるの?という疑問には、ミツロウが買える場所をまとめて紹介したこちらの記事が参考になりますよ。
それでは、続いてエコラップの作り方を見ていきましょう。
詳しいみつろうラップの作り方
- 初心者は15cm×15cmに切るのがおすすめ。(作りやすく使いやすい♪)
- 蜜蝋をできるだけ細かくすりおろす。(蜜蝋をすりおろすと洗っても取れないのでお気を付けください)
- オーブンシートをアイロン台に敷きます。
- 布をオーブンシートの上に広げ蜜蝋とオイルを布に振りかけます。蜜蝋だけでもOKですが、オイルを混ぜると溶けやすくなります。
- オーブンシートを上からおいて、挟むようにして高温のアイロンで押します。
- 蜜蝋を溶かし全体にいきわたらせ、乾燥させたら出来上がり!
みつろうラップを作るときの注意点
- アイロンを押し付けるときは、アイロンが直接蜜蝋に接着しないように気を付けること。
一度アイロンと蜜蝋がくっつくとなかなか取れません。お気を付けください。
- 色落ちする布を使わない。
食品に直接接する使い方をするときには、染料が食品に移ってしまいます。
- 蜜蝋の塊が残っている場合は、溶けきるまで何度かアイロンで押し付ける。ただし優しく!
塊が残ってしまうと蜜蝋の色が残ってしまいます。また、ぽろぽろ塊が落ちることも。優しく押し当てて蜜蝋をまんべんなくのばしてあげましょう。
- 蜜蝋を溶かした後の布とオーブンシートを剥がすときには勢いよく剥がす。
粘着力が強いとなかなか取れません。布とオーブンシートをお互いに引っ張るように剥がすと取れやすいです。
その他、使用する際の注意点として、高熱で使用すると、みつろうが溶けてしまうので気を付けましょう。
みつろうエコラップを使うメリットはこんなにある!
お財布にやさしい
そもそも使い捨てラップって、使って捨ててでコストもかかりますよね。「エコ好み」じゃなくても、家計にやさしい商品って魅力的です。
さらに、ハンドメイドで作るので、サイズ感も自由。小・中・大とサイズをそれぞれ作っておけばたった3つでその後の費用0!
環境にやさしい
当然ながら、使い捨てではないので環境にやさしいです。「脱プラ」が合言葉となっている今だからこそほしい一品。
体にやさしい
プラスチック製品は加熱すると環境ホルモンが発生するといわれています。
みつろうエコラップは、布とみつろう(ミツバチの巣を構成するロウ)で作るため、体にやさしい天然素材なわけです。
みつろうラップのアレンジでお弁当カップも!
こちらの動画で作られているお弁当用の小さなカップは、とってもかわいくて毎日使えそうなので、作ってみようかなぁと思いました。
一度スタンダードなエコラップを作ってみれば、同じ要領で大きさを変えたり、布の絵柄にこだわってみたりとアレンジも効くのがいいですよね~。
まとめ
環境に優しいエコラップ、使い捨てで便利さを追求するのとは違って、手作りで自然を大切にする考えがすてきですよね。
材料のみつろうをそろえてしまえば、作り方はとても簡単でアレンジも効きますし、その作業も意外と楽しくてはまってしまうかもしれません。いくつか作って友達にプレゼントしてみるのもよさそうですね!