みんなが大好きなカレー、つくるのも簡単なのでたまにカレーが食べたくなりますよね。
私はいつも考えるのが面倒なので、カレールーの箱の裏に書いてある一番ベーシックな方法で作っていますが。
以前、隠し味にりんごを入れてつくるとおいしいと聞いてやってみようとしたのですが、カレーにりんごを追加するタイミングがわからなくて困ったんですよね。
ということで、スタンダードな家庭用のカレーにりんごを隠し味として入れるタイミングと量、それからおすすめの隠し味も紹介します。
カレーに入れる隠し味にりんごを入れるタイミングは?
では、カレーの隠し味に「すりおろしりんご」を加える際のタイミングですね。
りんごの甘味と酸味がカレーの旨味を引き立ててくれるので、カレーにりんごを入れるベストなタイミングは人参やじゃがいもなど野菜を煮込むときですね。
というのも、すりおろしりんごは煮込むことで味に変化が出るので、最後に加えるよりもコトコト加熱してあげた方がよりおいしくなるためです。
りんごとはちみつ~なんて歌もみなさん一度は耳にしたことはあると思いますが、カレーとりんごは相性がバッチリ!
煮込むことでりんごの酸味が甘味へと変化し、カレーにコクを出してくれるんですよね。より深みのある味のカレーが完成しますよ。
次は、どのくらいの量のりんごを加えたらいいのかも解説します。
カレーに加えるりんごの量はどれくらい?
カレーに入れる「すりおろしりんご」の量も悩みますが、これくらい入れるといいというのは好みに合わせれば大丈夫です。
りんごをたくさん入れるほどカレーの味も甘めになるので、味を見ながら好みの量を入れるのがおすすめです。
一つの目安として私の場合は、4人分でりんご1個分入れています。これだと、大人はかなり甘めに感じるかと思いますが、幼稚園と小学生の子どもたちにはとても好評です。
大人の場合には、4人分でりんご4分の1~半分でもいいと思いますので、調整してみてくださいね。
つづいては、せっかくならおいしく簡単に作りたいということで、人気のレシピの紹介ですよ。
カレーとりんごのレシピで人気の作り方!簡単でおすすめ!
こちらが隠し味にりんごを入れた人気の簡単レシピです。
【材料】6皿分
- 玉ねぎ 中2個
- にんじん 中1/2本
- じゃがいも 中1〜2個
- 肉(牛肉でも豚肉でも可) 250g
- サラダ油 大さじ1
- 水 850ml(鍋にふたをする場合は750ml)
- ルー 1箱の半分くらい。
※違う種類のルーを混ぜることでより味に深みがでます。甘口や中辛を混ぜて自分好みの味を作るのも楽しいです。
【作り方】
- 玉ねぎはくし切り、にんじんは一口大の乱切り、じゃがいもは一口大に切ります。お肉は一口大に。りんごは皮をむき、芯をとってすりおろしておく。
- 厚手の鍋にサラダ油を熱し、肉を入れて中火で炒めます。肉の色が変わったら1のにんじん、玉ねぎを加えて炒め、油が野菜になじんだら、じゃがいもとりんごを加えてさっと炒めます。
- 水を加えて強火にし、沸騰したらアクを取って弱火で15分くらい煮込みます。
- 野菜に火が通ったら、火を止めてルウを割り入れて溶かします。
- とろみがつくまで時々かき混ぜながら約10分間、再び弱火で煮込む。
以上が、いつものカレーにすりおろしりんごを加える「ひと手間アレンジ」です。
また、すりおろしではなく、角切りりんごがゴロッと入ったカレーもおすすめ!材料の一口サイズに切る野菜やすりおろすりんごを全て角切りにするだけですが、違った味わいが楽しめますよ~。
また、私は挑戦したことがないのですが、水を使わずにりんごの水分だけで無水調理も絶品とのことで、チャレンジしてみたらおもしろそうですね。
そして、すりおろしりんごの他にも、我が家の隠し味(分量は、先ほどの記事の6皿分をもとにしています)をご紹介します。
カレーの隠し味おすすめ!
りんご以外にもいろいろあって迷ってしまいますが、どれも簡単にカレーを味わい深くしてくれますので、気分で選んで使ってみてくださいね。
①チョコレート
チョコレートも定番ですかね。分量は板チョコ1〜2片程度でOKです。
ミルクチョコレートでもビターチョコレートでもいいですが、カカオの割合が多いビターなものほどコクがでますね。
入れるタイミングはルーが溶けきったあとで、一番最後に入れるのがポイントです。
②砂糖
お砂糖もなかなかおすすめ!分量は大さじ1~2程度。
入れるタイミングはカレールーと一緒に入れるといいですよ。お砂糖を入れただけで、一晩寝かしたような、まろやかなカレーに仕上がります。
③しょうゆ
お醤油を入れる場合の分量は、小さじ1/2くらいで十分ですね。
しょうゆの風味がカレーをより一層ひきたててくれますので、風味を損なわないためにも入れるタイミングはルーを入れる直前がおすすめです。
また、しょうゆの酵素でカレーのとろみが少し弱めになるので、入れたあとはしっかり20分以上煮るようにしましょう。しょうゆの風味が広がり、和風で深みのあるカレーの完成です。
④中濃ソース
中濃ソースを入れる場合は、小さじ1程度がおすすめです。
ソースを入れるタイミングはルーが溶けた後、最後に仕上げとして入れるといいですよ。こちらも、一晩寝かしたような旨味とコクのあるカレーに仕上がります。
⑤インスタントコーヒー
コーヒーの粉を入れる場合は、分量は小さじ1程度にしましょう。
入れるタイミングはルーが溶けた後、仕上げとして入れます。インスタントコーヒーを入れることで、香ばしさが増しますよ。
カレーにコーヒー?!と思われるかも知れませんが、騙されたと思って一度試してみてください。今まで作っていたカレーが、プロのシェフが作ったような本格カレーに変わりますよ。
まとめ
カレーの隠し味も奥が深いですが、すりおろしりんごを入れるタイミングは野菜を煮込む時でしたね。甘さが出るようにじっくり煮込むのがポイント!
また、加えるりんごの量は各自で味見しながら調整するようにしてくださいね。
さらに、我が家のおすすめの隠し味をご紹介しましたが、どれも家庭にあるものですので、気軽に試してみていただけたらと思います。
自分好みのカレーを研究してみるのも楽しいですし、意外なおいしさを発見できると嬉しくなりますよ~。
また、家族にも「今日のカレーの隠し味は○○なんだけど、どうかな?」と聞きながら食卓を囲むと、「今日もカレーかぁ・・・」ではなく、「今日は何?どんな味?」とカレーの日が楽しみになること間違いなし。
ほんのひと手間、ご自宅のカレーをより一層おいしく変身させてみてくださいね。